‘たしかめ隊が行く’ カテゴリの記事

愛国西3号公園の傍に『Cafe菜』という
看板を掲げた普通のお宅があります。お店ですか?   (文苑 A・Sさん)  

 
さっそく愛国西3号公園付近をぐるぐる回ってみた隊員。
すると、『Cafe菜』という緑の看板を発見!
 

 

しかしドアにはカギが…。
今日はお休みでしょうか?
後日お電話し、改めてお話を伺いました。
 

      ◆
 

『Cafe菜』は
予約制のカフェとテディベア教室のお店!
開店当初は普通のカフェとして営業していましたが、
20年ほど前から予約制にしてテディベア教室も始めたそう。
現在はどちらのお客さんも、
ほとんどが紹介や口コミなどの知り合い伝手で、
中には10年以上通っている方も。
 

カフェのこだわりは店の名前にもあるように、
野菜を多めに提供すること。
メニューは洋風の創作料理で、
予約の際にお客さんへ好き嫌いなどを聞き
その時々で決めるスタイル。
 
体に優しく食べやすいよう、
様々な種類を温野菜などで提供しています。
そのためなのか女性や年配のお客さんが多いとか。
また食器も東京の代々木に店を構える『亘(コウ)』のものや、
そこで特別に作ってもらったオリジナル食器などを使っています。
 

 

テディベア教室は毎週水・木曜日の2回で、
月額4000円+材料費。
難易度に関係なく
生徒さんが作りたいテディベアを
生徒さんのペースに合わせて1体1ヶ月ほどで作ります。
 
一般的には安く簡単な生地から始めるもの。
しかしこちらではしっかりとサポートしてくれるので、
難易度の高い1ヤード(約92㎝)5万円ほどもする
最高級の生地から始めることも。
テディベアの製作販売もしているので、
希望に合ったテディベアを注文することもできます。
 

 

お店は予約が入ると1日貸切で提供するため、
お断りする場合も。
ですが時間を気にせず過ごせるので、
集まりなどに利用してみては?
 
 
【取材協力】
Cafe菜
  釧路市愛国西3-25-17
  0154-36-0137
  ※完全予約制
 

【調査報告】
長年口コミで
営業してきた、
細かなこだわりが光る
カフェ兼教室だった!

 
 
 
 
※記事の内容は、月刊fit2013年7月号掲載時点のものです。

信号の待ち時間はそれぞれの信号によって
細かく決められているとお聞きしました。本当でしょうか?   (益浦 T・Sさん)  

朝の通勤途中などで、「いつもここの赤信号は長い気が…」。
なんて思うことはありましたが、
そんな私の待ち時間が決められていたなんて!
一体どういう基準で長さが決められているんだろう…。
早速、確かめるべく北海道警察釧路方面本部にお話しをうかがってみました〜。

     ◆

確かに信号の待ち時間は、
それぞれの信号機によって長さが予め決められていました!

信号機は北海道警察釧路方面本部にある
交通管制センターのコンピューターにより制御されており、
釧路の約633ヶ所の交差点にある信号のうち
釧路市内・釧路町(別保・遠矢などを除く)エリアの
312ヶ所が、このコンピューターに繋がって
管理されています。

国道・道道はもちろんのこと、
よく混雑する市道も一部含まれていますよ。
これら312ヶ所の赤信号の待ち時間は
歩行者が横断歩道を渡りきるまでの所要時間や、
車の交通量を考慮した上で細かく決められているのです!

具体的には横断歩道の幅と長さから
歩行者の1歩を40㎝として算出した、
歩行者が渡りきるまでの所要時間。

また車の交通量と人や自転車の通行量を事前調査した上で、
朝や夕方のラッシュ時・曜日・
ゴールデンウィークの祝日でも変化しています。

なるほど!こんな風に動いていたんですね〜。

また交通量の少ない市道や地方の信号については、
事前調査した内容と合わせて
『超音波式車両感知器』というセンサーで動いているとか。

交通管制センターには
コンピューターで管理している信号全てを
ひと目で確認できるモニターが壁一面に設置されており、
5分間毎に通過した車の台数を計測できたり、
速度が分かるようになっています。
よほどの大渋滞になった場合は、
手動で青信号を長くするなどして
渋滞を改善することもできるとか。
本当に細かくコンピューターが計算しているんですね!

この信号を管理するシステムは
管制センターが設置された
昭和59年から導入されています。
交通量の増加に伴い、
自治体を通した市民からの要望などから
審議されて随時信号の待ち時間は見直しされてきました。
最近では材木町にある
スイートデコレーションくしろ店傍の赤信号が
1秒ほど長くなったのだとか。

また一般的な交差点に設置してある
信号機の青・黄・赤の点灯時間は、
青30秒・黄3秒・赤32秒。
交差している信号がどちらも赤信号になっているのは
2秒程度です。

ちなみに釧路管内で1番待ち時間が長い信号は、
釧路町にあるJRA傍の交差点。
1番短い信号は、
釧路市役所と釧路プリンスホテルの間にあるものです。

また新たに道路ができたり、
信号が設置されたときには、
交通量などを新たに調査した上でコンピューターに組み込むそう。

     ◆

こちらの交通管制センターではこの他に、
帯広市内の信号も管理しています。
またエリア内にある「スピード出し過ぎ注意」などの
表示が流れる電光掲示板も管理。
毎日の掲示板内容は一通り決まっていますが、
春・秋の交通安全運動の期間や死亡事故が多発している場合は、
そのときに応じたテロップを流すのだそう。
確かに
「電光掲示板の文字がいつのまにか変わっているな〜」
と思っていました。

信号はコンピューターで管理され、
そのときの人々のライフスタイルに合わせて
交通がスムーズになるように工夫されていたんですね!

【取材協力】
 北海道警察釧路方面本部 
 交通管制センター
 釧路市黒金町10-5
 (0154)25-0110
 
 
【調査報告】
信号機は待ち時間が決められており、
それは交通がスムーズに
なるよう考えられた
ものだった!

 
 
 
 
※記事の内容は、月刊fit2013年7月号掲載時点のものです。

摩周湖に松浦武四郎が泊った洞窟があるとか…?
本当でしょうか。  (美原 Y・Sさん)

 
『松浦武四郎』といえば、
当時の江戸幕府から蝦夷地を調査するよう特命を受け、
後に北海道という名前を考案した探検家。
更に摩周湖は現在阿寒国立公園の特別保護地区にも
指定されており、
そう簡単に立ち入ることのできない場所です。
 
そんな場所に『松浦武四郎』の泊まった洞窟があるなんて!
なんだかとっても気になります。本当なんでしょうか?
 

調査していくと、やはり武四郎が宿泊した洞窟は実在し、
摩周湖湖岸にあることが判明しました!
 
北海道を調査するなかで
アイヌ民族の想いや文化にふれていた武四郎。
彼の記した『久摺日誌』には
1858年に摩周湖周辺を訪れた際の記述で、
4月6日にその洞窟へ泊まったことが綴られているんです!
 
当時洞窟はアイヌの人々から『ホロ』と呼ばれ、
神のいわやとして摩周湖で狩りをする際に休息をとったり、
宿泊するために利用されていた大切な場所でした。
 
武四郎は探検に同行してくれたアイヌの人に教えてもらい、
洞窟に宿泊したんだとか。
このことから現在洞窟は、
一般的に『武四郎洞窟』や『マシュウ・ホロ』と呼ばれているそうですよ。
 
ちなみに武四郎はアイヌ文化について
自分達にはない素晴らしさを感じ、
それらの事柄を世に伝えることに力を注いだとも言われています。
 

洞窟は、大きさ・奥行きともにおよそ15m。
その中は二つに割れており、
穴が二つあるような構造になっているとか!
しかし摩周湖は天候によって水位が変動することや、
国立公園の特別保護地区になっているため、
簡単に立ち入ることのできない
忘れ去られたような空間になっているそうです。
 
う〜ん…まさに知る人ぞ知る、
幻の洞窟といったところでしょうか?
そんな洞窟から過去の先人達に思いを馳せると
ロマンを感じる神秘的スポットですね!

 
【取材協力】
弟子屈町図書館
川上郡弟子屈町中央2-4-1
015-482-1616

 
【調査報告】
アイヌ民族の憩いの場で
確かに武四郎が
泊っていた!

 
 
 
 
※記事の内容は、月刊fit2013年6月号掲載時点のものです。

道路脇の『動物飛び出し注意』のシカの標識が、
場所によってデザインが違うのはどうして?   (緑ヶ岡 S・Iさん)

 
釧路管内を運転すると見かける、
『動物飛び出し注意』の標識。
改めて眺める機会はなかなかありませんが、
シカのデザインに色んな種類が!?
本当でしょうか?確かにこれは気になります。
ということで、
さっそく標識を管理している釧路開発建設部にうかがってみました!
 

釧路管内にある『動物飛び出し注意』のシカのデザインですが、
実はたったの2種類!
主に設置されているのは、
全国標準とされるシカのシルエットの標識です。
しかし国道44号と240号の一部に限っては、
エゾシカをイメージしているんです!
 
なぜここだけ違うかというと、
この道路は2路線で管内の5割以上を占める
シカの事故多発ゾーンだから!
ドライバーの目に留まりやすいような工夫を
試験的に行っているそうです。
 
具体的にはシカの角の向きを変えて、
標識の黄色い部分に反射材を使用したり
警告文を取り付けたりしています!
ちなみに全国標準のシカは短い角が右向きに、
エゾシカは長い角が左向きに描かれていますよ。
 

 
デザインが違って見えたのは、
このエゾシカのタイプを見た時の印象が強かったからかもしれません。
いずれにしても危険地帯なので、安全運転を心掛けておきたい場所ですね。
 

 
さらに『動物飛び出し注意』の標識には、
シカのデザイン以外にはキツネがあります!
これもシカと同様に心配されるため立てたものだそうです。
 
また標識は春先に清掃を行うなど、
常に見やすい状態を保てるよう心掛けて管理していますよ。
道路脇にあって、運転中だと一瞬しか視界に入らないのにも関わらず、
強く印象に残るのはこのような工夫の積み重ねがあったからなのですね!
 

 
【取材協力】
釧路開発建設部
釧路市幸町10-3
釧路地方合同庁舎
0154-24-7000

【調査報告】
国道44号と240号では
シカの事故が多いため、
工夫された標識に
なっていた!

 
 
 
 
※記事の内容は、月刊fit2013年6月号掲載時点のものです。

白糠を通った時に「しららいかの鐘」と書いてある時計屋さんを見かけました。
一体なんのこと?  (文苑 K・Kさん)

 
「しららいか」とはなんぞや?
白糠にどことなく似ている気もしますが…。
隊員は白糠に急行しました!すると…。
 

 

あった〜!!
「あなたと私の時計台 時を知らせる しららいかの鐘」
という大きな看板が。
外観からも時計台のようなものが見て取れますが、
これって本物?
いざお話を聞きに、突撃です!
 
「しららいかの鐘」とはズバリ、
こちらの『時計・宝石・眼鏡のササキ』というお店に設置してある
時計台の鐘の名前。
なんとこの時計台、
本物の鐘が中に設置してある正真正銘の時計台なんです!
またシラライカとは、白糠の語源となったアイヌ語に由来しています。
 

この時計台が設置されたキッカケは今から37年前、
昭和51年のこと。
創業12年を迎えたササキは、現在の位置に移転することに。
先代の社長であった佐々木俊次郎さんは旅行が趣味で、
「札幌やヨーロッパの街のように、シンボルとなるような時計台が白糠にもあれば」
と以前より考えていました。
そこで新しい店舗を構えるにあたり、
店に時計台を設置しようと決めたそう。
そうしてこの時計台が誕生したというわけなんです!
 
名前についても街のシンボルということで白糠町民へ公募し、
選考委員として当時の学識経験者の方や
アイヌ語に詳しい専門家などを招いて決めました。
それで「しららいかの鐘」という名前に決まったんですね〜。
 
シラライカとはアイヌ語のシララ(潮)とイカ(満ち溢れる)からなる、
潮の満ち溢れるところという意味。
白糠の語源にはシラル・カ(岩磯をかむ)や
シラリ・カ(平磯を超える)という説もあるそうですが、
響きが良いということでこの名前に。
 

現在「しららいかの鐘」は1日に4回(大晦日は1回)、
アンプを通してオルゴールと共に鳴り響きます。
鳴らされる時間には意味があり、
7時は「おはようございます。今日も張り切って学校や職場へ」。
12時は「サァーお昼休みです。お母さんの心のこもったお弁当でスタミナをつけてください」。
17時は「学校・お仕事、ごくろうさまでした。家では楽しい夕食のひとときが待っています」。
20時は「おやすみなさい。ゆっくり休んでまたがんばってください」。
ひとつひとつの鐘に思い入れがあるんですね〜。
 
オルゴールは学校のチャイムでお馴染みの
ウエストミンスターのチャイム。
17時だけは家路という曲が流れます。
子どもがこの曲を聴いて帰り時刻だと分かるようにとのこと。
 

 

この時計は設立時に特注したもので
NHKの電波を拾って、自動的に時刻を修正するという
当時の最先端技術が使われています。
現在も修理をしながら使われ続けているんですよ。
 

結婚などで白糠を離れてしまった町民からは、
「帰省などの際にこの音を聞くと、帰ってきたという感じがする」という声も。
この鐘が、しっかりと街のシンボルになっていることが分かりますね!
 

 
【取材協力】
時計・宝石・眼鏡のササキ
白糠町東1条南2丁目
01547-2-2877
 

【調査報告】
30年以上響き続けている、
町民のシンボルとも
いえる白糠の鐘だった!!

 
 
 
 
※記事の内容は、月刊fit2013年6月号掲載時点のものです。

新橋大通のツルハのそばに『人生ここにあり商店』と
書かれた建物を発見したのですが、
あれは一体、何なのでしょう…。
商店ということはお店なのかしら?   (愛国東 K・Aさん)

 
まず新橋大通のツルハを目指し隊員が現場へ向かうと、
確かに白と青を基調とした建物が…。
さらに、小さな看板には『人生ここにあり商店』の文字。
やはり、ここで間違いなさそう!ということで早速お邪魔してきました。
 
             ◆
 

 
『人生ここにあり商店』の正体は
4月5日にオープンしたばかりの雑貨屋さんだったのです!
店長さんが買い付けてきたものから、
お店のスタッフさんが手作りしたブローチなど、
オシャレでポップな雑貨・服などが並びます。
入口から入って右側がウワサの『人生ここにあり商店』で、
さらに左側には『Sipuo Cafe(シッポカフェ)』が
併設されています。
 

もともと建設会社の事務所だった建物を全面改装
して始めたお店で、
なんと釧路市共栄大通にある無国籍雑貨の店『島屋』・
阿寒湖温泉にあるパンケーキと雑貨の店
『Cor・AKAN(コルアカン)』の姉妹店!
 
これらのお店を切り盛りしているのが、
シッポファーレという事業所です。
それぞれが、
とってもオシャレで個性あふれる店舗なのですが、
実は障がいのある方と共存して
皆が前向きな気持ちで働ける場所を築くことを
コンセプトにした支援施設!
 
そして、『人生ここにあり商店』の店名に
キッカケを与えたのは、
就労支援がテーマのイタリア映画で、
事業展開していく際の志と内容がリンクしていたのだとか。
そのタイトルこそが『人生ここにあり』だったのです!!
 

 
今回、老若男女問わずくつろげる場所を提供したいという思いから、
どこか非現実的な水色の可愛らしい店内が印象的な雑貨屋と、
明るくカラフルな内装のカフェが一つになった場所を設けたそう。
『シッポカフェ』では年齢問わず人気のあるメニューを考案の末、
3種のナポリタンの他、
サンドイッチなどの軽食とドリンクメニューが並びます。
 

営業時間は両店同一で、日によって異なりますが、
11時〜18時の時間帯なら、確実に開いていますよ♪
定休日は月曜日です。
お客さんはもちろん、働く側のスタッフも、
そこに居る人みんなが笑顔になれる…
そんな素敵なお店でした〜。
 

 
 
【取材協力】
人生ここにあり商店(Sipuo Cafe)
釧路市新川町1-7
0154-32-4080

 
【調査報告】
4月にオープンしたばかりの
新しい雑貨屋さんだった!

 
 
 
 
 
※記事の内容は、月刊fit2013年5月号掲載時点のものです。

JRのホームに、たぬきの置物が
あったんですが、どうしてですか?  (昭和北 K・Kさん)

 
依頼を受けて、戸惑う隊員。
JRにたぬきの置物?誰かの忘れ物などでしょうか?
でも目に留まるということは大きいもの?
サッパリ分からず、疑問が次々と浮かびます。
これは聞いてみるしかない!さっそくJRへ伺いました。
 
          ◆
 
聞いてみると「あ~、あのたぬきですね!」と、
なんだかメジャーな様子。
そこで実際に見せていただいたのがこちら!
 

 
子どもくらいの大きさの、
立派な親子のたぬきの信楽焼が!
2番ホームの左の奥に建てられた、
藁ぶき屋根の小屋に置かれていました。
 

このたぬきの信楽焼がJRのホームに置かれたのは、
今から22年前。
釧路駅(旧国鉄含む)が開業90周年を迎えるということで、
音別に住んでいた一般のお客さんから記念に贈られたものです!
その方は信楽町から瀬戸物造りのたぬきを取り寄せて
様々なところへ贈っており、
そのおかげもあってか
家業繁栄や無病息災に暮らしていたとか。
 

たぬきの小屋の中には
ワンカップとお賽銭箱があり、小銭も少し。
小屋は設置に伴いJRが20年前に用意したものです。
屋外にあるのに、意外としっかりしていますね~。
それもそのハズ、JR社員にもたぬきの存在は知られており、
たぬきを雑に扱ってはいけないというジンクスがあるんだとか!
 
年に一度の手入れはもちろん除雪の際に一緒に拭くなど、
社員全員が大切にしているんですよ。
また乗客の間では切符を供えたり、
お腹を撫でると良いことがあるという噂も…。
駅を利用した際は、ぜひお参り(?)してみてくださいね!
 
 
【取材協力】
JR北海道釧路支社

 
【調査報告】
家業繁栄や無病息災を願い、
一般の方から釧路駅に贈られたものだった!

 
 
 
 
 
※記事の内容は、月刊fit2013年5月号掲載時点のものです。

春採に新しい消防署ができたみたい。
中はどうなっているのだろう。  (緑が岡 H・Nさん)

 
確かに春採周辺で真新しい建物を見かけた覚えが!
それに消防署の中なんて、なかなか見られませんよね。
新しい消防署には変わった設備も多いハズ!?さっそく突撃です。
 
         ◆
 
こちらは4月1日に完成した、釧路市中央消防署東分署。
将来的な釧路の人口減少などを考慮して、
平成22年から始まった
消防本部基本計画検討委員会の協議結果を受け、
千歳町と武佐にあった消防署を統合させたものです。
 
建設された場所は統合になった2つの署の
ちょうど中間あたりで、
出動エリアも予想到着時間もこれまでと変わりません。
建物内には消防隊員8名・
救急隊員3名の11名のグループが3つあり、
計33名が交替で24時間勤務しています。
 
千歳町と武佐の庁舎は消防団(一般市民で構成される消防機関)
として引き続き利用していくそうです。
また同じ検討委員会では、
愛国と新橋にある消防署の統合も協議され、
新たな消防署の建設が始まろうとしています。
それではさっそく東分署の施設を覗いてみましょう!
 

※拡大してください

 
【取材協力】
釧路市消防本部
釧路市中央消防署東分署
 
 
【調査報告】
基本計画により統合した、
設備の整った消防署だった!

 
 
 
 
 
※記事の内容は、月刊fit2013年5月号掲載時点のものです。

弟子屈で今、マンゴーが栽培されていると聞きました。南国のフルーツ
なのに…どうやって育てているの?また、今年から栽培を始める珍しい
野菜や果物があったら知りたい!  (栄町 Y・Mさん)

 

この寒〜い道東で、南国のフルーツが本当に実るのか、
そしてどう育てているのか確かに気になります!
栽培を始めた会社の社長さんにお話を伺い、
マンゴー園にお邪魔して来ました。
 

          ◆
 

沖縄や宮崎など、一般的には暑い地域で作られるマンゴー。
しかし現在、本当に
『ファーム・ピープル』が所有する弟子屈町のハウスの中で
着々と育てられているんです!
驚きですね〜。
 

マンゴー栽培成功への鍵は、やはり『温度管理』。
高い温度が無ければ、絶対に育てることはできません。
そこで利用されるのが、弟子屈の温泉熱!
 
ハウス内が常に約26℃を保てるよう、
83℃の源泉を『ファンコンベクタ』という
ハウスに設置したヒーターに通します。
ここで生み出された温風でハウス内が温められ、
化石燃料の使用が通常よりも抑えられることで
環境への配慮もできるのです。
 

 
マンゴーを栽培している『ファーム・ピープル』の
親会社『ピープル』は、
電話回線の光ケーブルの工事などを行う会社。
 
しかし将来を見据えて何か違う事業も…
と考えていた社長は、
大好きな温泉に入っている時に温泉の地熱利用を閃めいたそう。
 
目指すのは、本場・宮崎産の美味しさ!
マンゴー農家の方から、
毎日のようにアドバイスをもらいながら丁寧に育てています。
今年の6月から7月にかけ、
順調にいけば200個ほどのマンゴーが初出荷予定。
 
弟子屈を中心とした道の駅などの観光地や、
ネットでの販売が検討されています。
また、加工し商品化する話も持ち上がっているとのこと。
大きなプロジェクトとなっているんですね!
 

また隊員は、
今年から栽培が始まった珍しい野菜も発見!
その名は『サラノバレタス』です。
 
こちらは鉄骨工事を行う『ナリテツ』が設立した
新会社『スターファーム』が、厚岸町で栽培中です。
希少な品種で、
北海道ではここを入れて6箇所でしか栽培が許されていません。
 
株の部分をカットすると全ての葉がキレイに分かれ、
使いやすいのが特徴です。
このレタスの栽培に適した
2重構造の『エアーハウス』を使用することで、
2万8千株の水耕栽培が可能となっているんです。
 
現在も店頭などで購入できますが、
『厚岸ブランド』の名が付いたサラノバレタスも、
近い将来登場することになりそうです!
 
 
【取材協力】
ファーム・ピープル株式会社
株式会社スターファーム
 
 
 
【調査報告】
寒い釧路管内でも、
工夫次第で南国のフルーツや
珍しい野菜を育てられる!

 
 
 
 
 
※記事の内容は、月刊fit2013年4月号掲載時点のものです。

高山にあるゴミ処理場へ行ったときに、
あちこちの地面に刺さっているT字型のパイプが目につきました。
前からあったもの?何かと繋がっているの?  (白樺台 Y・Tさん)

 

高山のゴミ処理場とは…
釧路広域連合清掃工場のことですね。
地面に刺さっているT字型のパイプとは、
いったい何のことでしょう?
高山へ行ってみると、
工場の周囲にポツポツと雪から顔を出しているパイプが…。
 

 

パイプから何かが出ている様子もないのに、
無数に埋まっています。
地下に何らかの設備が埋まっていて、
繋がっているんでしょうか?
さっそく釧路広域連合清掃工場にお聞きしました。
 

           ◆
 

このパイプはズバリ、土の中のメタンガスを逃がすためで、
何かと繋がっているわけではありません!
 

平成18年の4月から運転している
釧路広域連合清掃工場では、釧路市・釧路町・
鶴居村・白糠町・弟子屈町の5つの市町村からゴミを搬入し、
集めた可燃ごみを焼却して6〜7%の量の僅かな灰やガレキにして
埋め立てています。
 
現在可燃ごみは焼却処理をしていますが、
以前は可燃ごみも全て埋め立てていて
埋立地の確保が大変な状態でした。
 
パイプの埋設ヶ所には
可燃ごみを昭和49年7月〜昭和55年3月まで埋め立てており、
ごみに含まれる有機物は微生物によって分解されると
メタンが発生します。つまり、このパイプは
今まで埋め立てた可燃ごみから発生するメタンを
地上へ逃がすために設置されたんです!
 
設立当初から工場を管轄する広域連合により設置されており、
全部で17本がおよそ10〜20メートル間隔で
工場の周囲に埋まっています。
筒の大きさは直径20㎝ほどで、
埋まっている深さは5メートル。
 
地中に埋まっている部分には無数の横穴が開いていて、
そこでメタンガスと空気を循環しています。
メタンガスは空気よりも軽いので、
パイプを刺しておくだけで地中に空洞ができ、
自然とガスを逃がして空気を取り入れることができるそう。
T字型になっている理由は、
管の中に雨水などがなるべく入らないようにするためです。
 

ではなぜメタンガスを逃がす必要があるんでしょうか?
メタンガスというのは無色・無臭の天然ガスの一種で、
牛などの家畜の吐く息からも放出されているほど、
自然に発生する害のないものです。
 
しかし地中に何らかのガスがある土地は、
ガスのせいで地盤沈下などが発生しやすい
不安定な状態となっています。
パイプがない状態でもガスは
少しずつ地表へ放出されますが、
土地が安定するのに膨大な時間がかかってしまうんですよ。
そのためガスを逃がすパイプが設置されています。
 
メタンガスはかなり密閉した空間でなければ
発火することはありませんし、
空気よりも軽いのでパイプから出た瞬間に
空気に混ざって拡散します。
人体に害のないものなので、心配はありませんよ。
 
今年で設置8年目を迎えますが、
現在パイプから放出されているメタンガスはごく僅か。
パイプが刺さっている位置に
今後何かを建設することになれば土壌調査を行いますが、
撤去する予定はありません。
ちなみに工場が建っている場所は
元々埋め立て地ではないので地盤の心配はないとか。
 

 
【取材協力】
釧路広域連合

 
 
【調査報告】
地盤を早く安定させるため、
地中のメタンガスを空気と交換することのできる
パイプだった!

 
 
 
 
 
※記事の内容は、月刊fit2013年4月号掲載時点のものです。

Pages: Prev 1 2 3 ... 7 8 9 10 11 12 13 ... 18 19 20 Next