‘たしかめ隊が行く’ カテゴリの記事

知人から釧路の潮音寺に歌うお坊さんがいると聞きました。真相を確かめて! (鳥取南 Y・Sさん)

袈裟姿で熱唱するお坊さん。
本当に、そんなお茶目なお坊さんがいるの!?真相を探るべく潮音寺へ!
      ◆
歌うお坊さんの正体は、潮音寺副住職の田村さん。
実は歌うのではなく、詩の朗読パフォーマンスを行っていたんです!
「詩違いですね~。噂が広がっていくうちに情報が混ざったのでしょうか?」
と笑う田村さん。

 

実際の活動は、自作の詩を朗読する『ポエトリーリーディング』を行っています。
くしろの情景などを主題とする詩を、穏やかにときには力強く、
身振り手振りを交えて読み上げていくんですよ。
また、ただの朗読とは少し異なり、即興で書いた詩を披露するなど
自由な表現を取り入れているのがポエトリーリーディングの見どころ。

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中学生の頃から詩を書き始め、30歳からは釧路や東京でポエトリーリーディング
の活動をしている田村さん。
イベント開催は未定ですが、これからの活躍に注目です!

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※記事の内容は、月刊fit2016年5月号掲載時点のものです。

湿原の風アリーナ釧路でフロアカーリングの大会が行われたそうですが、競技内容や一般人も大会に参加できるのかなど詳しく知りたい。 (新釧路町 H・Kさん)

氷上で石製のストーンを滑らせて競う一般的なカーリングに比べ、
聞き慣れないフロアカーリング。氷の上じゃなくてもできるの?
大会を主催しているという釧路市教育委員会に話を聞いてきました。
      ◆
フロアカーリングとは、室内で行うカーリングのこと。
氷上では石製のストーンを使いますが、室内では小さな車輪がついた木製の
『フロッカー』
を滑らせて競い合います!
そのため、一般的なカーリングのようにブラシで床を掃く必要はありません。
また的をねらうとき、選手は特定の場所で膝をついてフロッカーを放ちます。
ルールも簡単にアレンジされているので、誰でも気軽に楽しむことができますよ。

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フロアカーリングは新得町が発祥のスポーツ。
釧路市教育委員会では2年前から市民の交流を目的とし、
年に一回のペースで大会を開催
しています。
実は同じ目的で、以前はソフトバレーボールの大会を行っていました。

 

しかし子どもや高齢者が参加しにくいなどの理由から、
年齢問わず楽しめる種目を探していたんです。
そこで目に留まったのがフロアカーリング!
大会では幅広い年齢層の参加者はもちろん、
聴力に障がいをもった選手も活躍していますよ。

 

次の大会は来年の3月20日を予定しており、
釧路市民であれば誰でも参加OK。
また競技を楽しむだけなら釧路市民問わず、一般人でも体験できます。
方法は2つあり、一つは釧路市教育委員会で道具を借りるというもの。
初心者には指導係が付き添い、丁寧に教えてくれるので安心です!
二つ目はチームに加入するというもの。釧路市教育委員会に問い合わせをすれば、
加入できるチームや練習場所など詳細を教えてくれますよ。

 

ここで基本的なルールについて、簡単にご紹介しましょう。
対戦人数は4対4のチーム戦が主流(1対1・2対2・3対3もあります)。
まず各チームのリーダーでジャンケンをし、先攻・後攻を決めます。
一般的なカーリングは氷上に的が描かれていますが、
フロアカーリングの場合は先攻のチームが的となる『ターゲット』を放って試合開始!
コート外に的を弾き出さないよう注意しながら、いかに自分のフロッカーを的に
近づけられるかが勝負のカギ
となります。
そのため、あえて的にフロッカーをぶつけて狙いやすい場所に位置を変えるのもOK。
また一般的なカーリングのように、的に近い相手のフロッカーを弾き出すことも有効です。

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他にもフロッカーを放つ順など細かなルールはありますが、
基本はこの通り。興味のある方は挑戦してみては?

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※記事の内容は、月刊fit2016年4月号掲載時点のものです。

元三共パンの建物に工事関係者の方が出入りしているのをよく見かけます。
新しく何かできるのですか? (春日町 T・Hさん)

5年ほど前に、惜しまれながらも閉店した『㈲三共パン』。
どこか懐かしい味わいにファンも多かったのでは?
閉店後、店舗はしばらく空家の状態でした。
しかし最近、工事をしているというではありませんか!
現地で作業をしていた方に話を聞くと『ぱんかふぇCOCO』
に関連があるという情報を入手!
詳しい話を聞くため、お店に突撃~。
      ◆
現在、黒金町に店舗を構えるパン屋『ぱんかふぇCOCO』
工房兼2号店が4月中旬にオープン予定!
実は店主の栗林さんは三共パンの大ファン。
前から「三共パンのように、ぱんかふぇCOCOも長年愛されるような
お店になれたら…」と夢見ていたそう。
現店舗をオープンして2年、工房のスペースが小さく生産効率の悪さが
問題となっていたことから、栗林さんは思い切ったのです!
なんと、空家の持ち主である三共パンを営んでいたご夫婦の元へ直談判。
無事に熱い思いが通じ、憧れの三共パンの場所で、
工房兼2号店を営むことになったんです。。
ちなみに、新店舗の住所は若松町19ー9。
三共パンのレシピを受け継いだ新メニューも考案中とのことです。
2店舗になって、さらに楽しみが増えますね♪

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※記事の内容は、月刊fit2016年4月号掲載時点のものです。

メロディ矯正歯科の隣に『雑貨屋』と書いてあるお店を発見。
しかしドローンの映像が流れているなど、『雑貨屋』に見えません。
真相を確かめて! (鳥取大通 M・Yさん)

『雑貨屋』と書いてあるにも関わらず、雑貨屋らしからぬお店!?気になった隊員は早速、現地へ。

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さらに様子をうかがうと、店先のモニターにドローンの映像が流れていたり、
記念品・古着などの文字が並び、明らかに普通の雑貨屋とは異なる雰囲気。
勇気をだして店内へ!
      ◆
謎の雑貨屋の正体は、ドローンを使った空撮や、防犯カメラの販売を行っている会社
『アクト・クレオ』であることが判明!
なぜ雑貨屋の文字を掲げているかというと、
ボトルプリンターを使った雑貨製作会社『ビーンズ』に委託された業務も行っているから。
ボトルプリンターとは、パソコンから取り込んだ写真や文字を、グラスなど円柱のものに
プリントアウトできるコピー機のこと。

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他にも、インテリア雑貨の取り扱いや古着の販売も行っています。
元は中標津に店舗を構える予定だった『ビーンズ』。
しかし「ボトルプリンターの存在をなるべく多くの人に知ってほしい」と思い、
釧路市内にあり技術面でも信頼できる会社『アクト・クレオ』に業務を委託したんです。
お店の外には、2つの会社の情報や文字が溢れていたために〝謎の雑貨屋〟
という印象を受けてしまったんですね~。
そんな『ビーンズ』の委託を受けている『アクト・クレオ』ですが、
実は昨年8月に会社を設立したばかり!
会社を立ち上げた門馬さんは、元々コピー機など事務機器を修理する会社に勤めていました。
当時、たまたま公私ともにお世話になっていた不動産屋に頼まれて、
屋内用防犯カメラの取り付けを行うことに。
その際に「小型で設置が簡単だし、これなら一般住宅でも活用したい人がいるのでは?」
という話になったのだとか。
そして防犯カメラを取り付けた不動産屋から「だったら、うちの一階が空いているし、
防犯カメラの事業をはじめてみてみては?」と提案されたんです。
事業を始めるにあたり、不動産屋に協力できることはないか考えたところ、
住宅の資料用に屋根の写真を気軽に撮れる方法としてドローン空撮に行きついたそう。
そんな経緯から『アクト・クレオ』が誕生したんですよ。謎の雑貨屋は、
偶然にも複数の縁が重なってできたお店だったんですね!

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※記事の内容は、月刊fit2016年3月号掲載時点のものです。

工事などの交通誘導で、昼は赤と白の旗を使い分けるのに、
なぜ夜は赤く光る棒のみなの?
停止などの合図が分かりにくいと思うのは私だけ!? (美原 C・Kさん)

確かに昼間と同じように、夜も赤く光る棒と白く光る棒を使った方が分かりやすいのでは?
工事現場をはじめ、イベントなどでも交通誘導を行う警備会社『(株)美警』にお話を聞いてきました!
      ◆
赤く光る棒のみで交通誘導を行っているのは、ドライバーや歩行者が、
遠くから最も見えやすい方法であるため!
赤く光る棒は『誘導灯』といい、一般的に夜間・雨天時など視界が悪いときに用いられます。
交通誘導警備員が、肩の高さで地面と水平に誘導灯を持っているときは『停止』。
車両の進行方向と平行に、誘導灯を水平の位置から反対下の位置まで左右に大きく振っているときは
『進行』の合図です。
昼間と同じような色の使い分けは、遠くからだと色を判断しにくいなどの問題が。
そのため赤色の誘導灯で合図を送るようにしています。
このような交通誘導の基本動作は、警察庁生活安全局生活安全企画課の協力の元
(一社)全国警備業協会が、各警備会社へ教本などを通じて指導しています。
ただし道路工事現場については、建設会社の作業員が交通誘導をする場合も。
そのため交通誘導の基本動作が全て同じであるとは言い切れないんですよ。

 

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※記事の内容は、月刊fit2016年3月号掲載時点のものです。

バス停『鳥取神社』近くの空家が、先日見るとお店(?)のように
なっていました。何ができたのか詳しく知りたい。 (大楽毛 M・Kさん)

依頼を受けて現地へ行ってみたところ『en.share place』
と書かれた看板を掲げる、2階建ての建物を発見。
以前が空き家だったのかは定かではありませんが、
看板にショップなどの表記はなく、謎めいた雰囲気です。
真相を探るため、突撃~!
      ◆
 『en.share place』はくしろで新しいことを
始めたり、ものづくりの技術向上を応援するためのスペースです!
建物内にレンタルスペースや料理教室・ワークショップなどがあるんですよ。
発起人は、以前から市内でパン教室『じみぱん』を開催していた赤間さんをはじめ、
ハンドメイドの活動を精力的に行ってきた主婦数人。この建物は元々理容室でした。
しばらく空家でしたが、知り合いの手を借りながら、出来る限り自分たちの力で
リノベーションしたんですよ。

 

それでは具体的に『en.share place』
の中がどのようになっているのか説明していきますね。

 

まず1階は大きく2つのスペースに分かれています。
メインとなるのが17.5帖のレンタルスペース。
誰でも利用することができ、イベントやセミナーなどをはじめ、
誕生日パーティーを行うなど一般の人でも気軽に利用してくださいとのこと♪
また現在空きスペースになっている場所は、春に『コノワ カフェ』がOPEN予定!
キッズコーナーを設けて、親子が安心して利用できるカフェを目指していますよ。

2階は3つの部屋に分かれています。
階段を上って手前の部屋が『studio AKAKOU』
赤間さんの『じみぱん』をはじめ、外部からシェフを招き料理教室を開催しています。
二部屋目が手芸用品や雑貨を販売している『Lin+』
ここでは店内にある布でオーダーメイドの服なども作ってくれます。
そして一番奥の部屋がバブーシュの販売・手作り教室をメインで行っている『laugh sion』
12月まで行っていたリースの手作り教室も好評だったそう。

 

このようなスペースを設けたキッカケは、発起人である皆さんの経験から。
「気軽にものづくりが学べる場所や、雑貨作家の活動を広げられる場所がほしい」
との思いで立ち上げたんですよ。

営業時間など詳細はお問い合わせ、もしくはHPをチェック☆

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※記事の内容は、月刊fit2016年2月号掲載時点のものです。

白糠町在住の両親から、町内に新しく銭湯ができると聞きました。
詳しく知りたい! (興津 T・Kさん)

真相を探るため早速、白糠町役場に問い合わせてみたところ
『白糠町温水プールサンアリーナ』に増築するかたちで、
新たな銭湯を建設中であることが判明!
後日『白糠町温水プールサンアリーナ』で詳しいお話を聞いてきました。
      ◆
新たにできる『しらぬかの湯』は2月上旬にOPEN予定!

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銭湯内は男湯、女湯ともに洗い場・一般浴槽・サウナ・水風呂・電気風呂を完備。
広さは、一度に20名程度が利用できるほどの大きさです。
町民以外も利用可能で、

入浴料は大人が440円・6~12才が140円・6歳以下は70円(※各価格は税込)です。 

『白糠町温水プールサンアリーナしらぬか』に銭湯を増築した理由は、
今以上に施設の充実化や利便性を高めるため。
また、5年前から町内に銭湯がなかったことに着目し、
この度銭湯をつくることを決意したんですよ。

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※記事の内容は、月刊fit2016年2月号掲載時点のものです。

ワンシーズンで、同じ型のインフルエンザにかかることはあるの?(鳥取 M・Yさん)

これからの季節、気がかりなのがインフルエンザの流行ですよね。
よくインフルエンザにはA型・B型・C型があると聞きますが、
それぞれ一体何が違うのでしょう?
また一度ウイルスなどに感染してから回復すると、体に抵抗力が備わって
同じ病気にかからない『免疫』ができる場合もありますが、インフルエンザ
に感染すると免疫はできるのでしょうか?
疑問を解決するため『北海道釧路保健所』へ。
      ◆
 ズバリ、ワンシーズン中に同じ型のインフルエンザウイルスに
感染してしまうことはあります!

「えっ!?免疫はできないの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、
まずは、インフルエンザウイルスのA型・B型・C型の違いを説明していきますね。
インフルエンザウイルスの『型』とは、感染の対象となるものや感染力、症状に
よってA・B・Cの3種類に分けられています。

A型の感染対象は人や鳥・豚などの動物。感染力は最も強く、38℃以上の高熱や
筋肉痛・関節痛といったインフルエンザの基本症状である『全身症状』が見られます。

B型は感染の対象は人のみです。A型に比べると感染力は高くないものの、
基本症状はA型と同じなので注意が必要です。

C型も人にのみ感染し、3種類の中では最も感染力が弱いです。
そのため大人が感染すると、インフルエンザの自覚症状がない場合も。

このように、型ではそれぞれの違いが分かりますよね。

それでは、同じ型でも感染してしまう謎を解明していきましょう。
インフルエンザウイルスを球状に例えた場合、大まかに構造を説明すると中心から核、
核を覆う膜にタンパク質がついています。
同じ型でも再び感染してしまう原因は、このタンパク質に複数の種類があるからなんです。
A型ウイルスの場合、タンパク質が2つ組み合わさった構造をしています。
2つのタンパク質は変異しやすく、組み合わせパターンはこれまでに確認されているだけでも
全部で144種類ほどあると言われているんです!
つまり、同じA型でも144種類以上のウイルスがあれば、再び感染する可能性があるのも
納得できますよね。B型はA型と同じ構造ですが、タンパク質は変異しにくく、安定しています。
そのため、同シーズンに感染する可能性は、A型に比べて少ないです。
またC型は1種類のタンパク質で成り立っているので、ウイルスも1種類ということになり、
同シーズンに感染する可能性は非常に低いと言えます。
このようにA・B・Cともに、一度感染したウイルスには免疫ができるのでワンシーズンなら
同じものには感染しません。ただし、型でいうと同じものに感染する可能性があるというわけ
なんですね~。
ちなみに、例年通りだとくしろでは12月中旬から徐々に感染者が増え、1~3月頃に
インフルエンザの流行がピークを迎えます。
道内では早くも少しずつ感染者がでているよう(11月末現在)。
手洗い・うがいやマスクで予防したり、室内は加湿とこまめな換気を行うなどして、
感染の拡大を防ぐように心がけていきたいですね。

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※記事の内容は、月刊fit2016年1月号掲載時点のものです。

先日、釧路市長の公用車を見かけた際に以前とナンバーが
変わっているようでした。入れ替えの年数は決まっているのですか?(南大通 Y・Sさん)

もしかすると式典などの会場で、市長がシルバーの
エスティマから降りてくる姿を見かけたことがある
という人もいるのでは?
そんな公用車に、定まった入れ替えの年数はあるのか
『釧路市役所契約管理課』に真相を聞いてきました。
      ◆
従来は故障などに伴って、その都度市費で購入していた
市長の公用車。
そのため年数の決まりはありませんでした。
しかし平成25年5月から『トヨタレンタリース釧路』と
5年のリース契約を結んでいます!
リース契約の利点は、無料でメンテナンスが受けられるなど、
サポートが充実しているところ。
そのため公用車のように使用頻度が高いほど、経費削減にも
つながるんです。
リース契約前も市長の公用車はエスティマだった釧路市。
一体なぜなんでしょう?
疑問をぶつけてみると「様々な公務に備えて使い勝手が良い
ワンボックスカーにし、中でも環境に優しい車で燃費の良い
ものを選んでいます」とのこと。
確かに地球に優しい街づくりをトップに立って進める市長が
乗るのにピッタリの車ですよね。
ちなみに年間の走行距離は約1万3600㎞で、
十勝・網走・根室ぐらいまでの範囲は公用車で移動するんですよ。

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※記事の内容は、月刊fit2016年1月号掲載時点のものです。

タンチョウの生息数はどのように調査しているのですか?(厚岸町 Y・Iさん)

地元人にとっては身近なタンチョウ。
もしかすると、生息数調査という言葉を聞いただけで、
カウンターを手に持ち、計測している様子が頭に思い浮かぶ人も
いるかもしれません。
しかし、実際に具体的な数は分かるものなのでしょうか?
早速、タンチョウの生息数を調査している
『特定非営利活動法人タンチョウ保護研究グループ(RCC)』
に話をうかがってきました!
      ◆
RCCでは毎年1月末から10日間ほどかけて調査を行い、
各観測場所にいたタンチョウの合計を生息数としています!
観測場所はタンチョウの活動範囲である釧路管内をはじめ
十勝・根室などの給餌場や牧草地で行い、
次のような役割に分かれて作業をしています。

班長…円滑に調査を行うため、各係へ指示を出します。
総数カウント係…5分ごとに、観測場所にいるタンチョウの総数を数えます。
幼鳥カウント係…5分ごとに、観測場所にいる幼鳥(1歳未満)の数を数えます。
飛来カウント係…観測場所に来たタンチョウを数えます。
また飛んできた方角、成鳥(3歳以上)・亜成鳥(1~2歳)・幼鳥のどれかも確認します。
飛去カウント係…観測場所を離れたタンチョウを数えます。
また飛んで行った方角、成鳥・亜成鳥・幼鳥のどれかも確認します。
標識鳥確認係…5分ごとに足環をつけたタンチョウの足環番号を記録します。
記録係…②~⑥の調査の記録をします。
また5分ごとにカウントの指示も出します。
周回係…観測場所周辺を巡回し、観測場所にいないタンチョウの数や動きを記録、
班長に随時、連絡します。

生息数の出し方は②(総数カウント)の最大数を基準に、
飛来または飛去した方角・群れの年齢構成・足環番号などから
タンチョウを見極めて、正確な数に近づくよう調整を行います。
見極めの際に③~⑧のデータが役立つのです。
そして各観測場所の羽数の合計が、生息数となっています。
このように、生息数はあくまでRCCが把握している最低限の数であるため、
正確なものとは言い切れません。
しかし長年タンチョウの研究調査をしてきた結果から、
生態などにあわせてデータを取り、数を把握できるよう工夫をしている
というわけなんですね。
ちなみに現在、道内の生息数は約1550羽と推測されています。
ここで「各観測場所で調査をしているけれど、
例えば阿寒町の給餌場で見かけたタンチョウを鶴居村で見かけた場合、
重複することにならないの?」と疑問に思う方もいるのでは?
しかし、調査が行われる1月末は、タンチョウの行動範囲が最も狭くなる時期。
春から秋は人が立ち入れない湿地などで生活しているタンチョウですが、
冬はエサを求めて給餌場などに近い河川をねぐらとし、その周囲で越冬します。
そのため、違う場所で同じタンチョウを見かける確率は低いんです。
ただし、鶴居村の場合は2つの給餌場が近くにあるため、
より注意深く観察をしていますよ。
来年の調査では、今以上の羽数が確認できると良いですね。

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※記事の内容は、月刊fit2015年12月号掲載時点のものです。

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