弟子屈町でワインを製造中とのことですが、一般人はまだ飲めないのですか?
一般販売まで待ちきれません!(緑ケ岡Y・Hさん)

以前から話題になっていた弟子屈町のワインづくり。
確かに一般販売されている様子は見かけませんが、いつ頃口にできるの?
疑問を解決するため、計画の中心となっている弟子屈町役場農林課へ。
      ◆
一般販売は未定ですが、弟子屈町のワインをいただけるイベント
『葡萄色の週末(エビイロウィークエンド)』が10月7~16日に、町内の飲食店にて行われます!

参加店は『御食事処ぽっぽ亭』・『カフェバール COVO』・『すずめ食堂&バル』・『food&bar DOMANI』・
『屈斜路ユースゲストハウス わこっちカフェ』・『PUKA PUKA』の6軒。
ワインをいただくには、各店考案の弟子屈町産の食材を使用したオリジナルメニューとセットで頼むことが条件です。
そのため価格は、オリジナルメニュー代+ワイン代(グラス一杯1000円)となっていますよ。
弟子屈町産ワインと、地元食材を使用した料理のマリアージュが楽しめるというわけなんですね。

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もそもワイン製造に至ったキッカケは、弟子屈町の德永町長と、ワインの名産地である池田町の
勝井町長に親交があったため。
以前から弟子屈町では、2大産業である農業と観光の架け橋となるようなものを探していました。
そこで注目したのが池田町の名産品ワイン。町内の店舗や施設で販売・提供できるのはもちろん、
ワインに必要不可欠なブドウ栽培は農業の一種にあたることから、まさに弟子屈町が求めていた産業だったんです。
さらに従来の地元農産物と組み合わせて販売・提供することで、さらなる観光効果も期待できると考え、
平成21年に池田町から指導を受けて醸造用ブドウ二種の試験栽培を開始!
そのデータを踏まえて、弟子屈町の気候でも栽培可能な品種『山幸』の一種に絞り込み、
24年から本格的な栽培をはじめました。
ブドウ栽培は主に役場が管理・運営をしている町民農園の一角で行われています。
春の遅霜・鹿の食害・大量のコガネムシの発生など様々な被害に見舞われながらも、
26年に初めてまとまった量の収穫に成功!
収穫した〝弟子屈町産山幸〟は『池田町ブドウ・ブドウ酒研究所』で醸造・瓶詰された後、
64本のワインとして昨年弟子屈町に届けられました。
極少量であったのと、協力してくれた人々に感謝を込める意味で、昨年は関係者と町民を対象に
ワインが振舞われたのです。
しかし今年は、昨年収穫したブドウから約200本のワインを製造できました。
そこで、一般も対象にしたイベント開催に踏み切ったんですよ。
「残念ながら、本数に限りがあるため商品販売は難しいのですが、この機会に口にしていただけると嬉しいです」
と語る、弟子屈町役場農林課の小野さんと高木さん。
貴重なワインと地元食材を使用した一皿を食べに、弟子屈町へ足を運んでみては?

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※記事の内容は、月刊fit2016年10月号掲載時点のものです。

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