電力自由化について知りたいです!基礎知識やメリット、どんな企業の電気を選べるかなど。(釧路町M・Oさん)

今年の4月1日から全国ではじまった電力自由化。
電気事業へ様々な企業が乗り出すなど話題になっていますが、よく分からないという人も多いのでは?
そこで過去に学習会を開いている『釧路消費者協会』で話を聞いてきました。
      ◆
電力自由化とは電気の購入先が自由に選べるようになること!
これまで一般家庭では、地域の大手電力会社から供給される電気しか利用できませんでした。
しかし4月からは、地元へ電気の供給を行っている企業であれば個人で自由に契約を結べるようになったんです。
つまりくしろの場合、今まで電気の購入先は北海道電力に限られていましたが、これからは他社も選べるというわけなんですね。
企業には北海道ガス・コープさっぽろなど約13社があります。(※今年の4月現在)。
電力自由化により様々な企業が増えることで、私達にはどんなメリットがあるのでしょう?
具体的にはサービスの充実・低価格化・環境に配慮した電力を選べるなどが挙げられます。
例として「電気代の支払いに伴い、ポイントが貯まるプラン」・「ガスやインターネットとセットで料金が安くなるプラン」
などがあります。
また「東日本大震災をキッカケに、原子力発電を懸念している」という人は、太陽光発電などの環境に優しい電力を選ぶという
選択肢もありますね。
実際に、東日本大震災が電力自由化をすすめるキッカケの一つになったとも言えるんですよ。
このように、新たな電力会社に変えることで様々な利点が考えられます。
しかし気を付けてほしい点が二つ。
一つは価格重視で選んだ場合、必ずしも安くなるとは限らないということ。
例えば、選んだプランが自分の生活スタイルに合わず、割高になってしまうというケースが。
二つ目は、契約内容などに関するトラブルが考えられるということ。
個人で自由に契約ができるぶん、利用事項などの確認も自己責任となってきます。
そのため、料金など基本的なことをはじめ、解約時に違約金が発生するのかなど説明をよく聞くことが大切なんです。
また企業内でも複数のプランがあるためしっかり検討することをオススメします。
ここで地域の電力会社から他社へ変更する場合、どのような手続きが必要になるのか説明していきましょう。
基本的な流れは、まず希望する企業のサービス窓口・電話・ホームページなどから申し込み手続きを行います。
ちなみに、地域の大手電力会社の解約手続きは、こちらで承認すると全て企業が行ってくれるんです。

次に従来の電気メーターからスマートメーターへの交換を行います。
スマートメーターとは簡単に言うと、使用量を細かく計測できるなど最新の機能が備わった電気メーターのこと。
この最新機能を活かし、企業によっては時間帯別の料金プランなどを提示しているため、電力会社の変更に伴い設置は必須になるというわけなんです。スマートメーターの取り付けは、作業員が原則無料で行ってくれますよ。交換が済んだら準備完了!電力の切り替え日から、新しい企業の電気が使えます。

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※記事の内容は、月刊fit2016年11月号掲載時点のものです。

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