国道44号沿いにある旭町15丁目の建物に『釧路少年少女発明クラブ』と書かれているのですが、どんな活動をしているのか気になります。(釧路町M・Tさん)

現地を探索していると『釧路少年少女発明クラブ』の看板を掲げた建物を発見。
確かに具体的な活動内容・日程は記載されておらず、謎に包まれています。
問合せ先の電話番号へ連絡してみたところ、後日会長の渡邊さんにお話をうかがえることになりました。
      ◆
『釧路少年少女発明クラブ』では釧路管内の小学2年生~中学3年生の子どもたち約30名が、
様々な体験活動に取り組んでいるんです!
工作や簡単な科学実験をはじめ、夏には動物と触れ合う野外体験活動も行っていますよ。

活動の流れとしては、毎年3月末~4月末に入会希望者を募集し、5月に開講式を行います。
そして翌年の3月末まで活動し、修了式を行うんです。
学校と同じように、約一年間同じメンバーで過ごすというわけなんですね。
そのため、中学3年生以下で次年度も所属を希望する場合は、引き続きクラブで活動可能ですよ。
活動日は毎月第2・4土曜日の13時30分~15時30分。
主に釧路工業高等専門学校や北海道教育大学釧路校が会場となっています。
約一年間の活動の中で最も大きなイベントが、2~3人のチームでからくり仕掛けの車を作って競い合う
『全国少年少女チャレンジ創造コンテスト』。
8月に釧路少年少女発明クラブ内で行われる地区大会で1位に輝くと、11月に東京で開催される全国大会に
行くことができるんです!
コンテストには毎年、地元に生息する野生動物や地球環境をテーマにした車など、実に様々な作品がエントリーします。
また見た目のデザインのみならず、車の駆動力なども評価されるので、使う材料も工夫が必要なんです。
まさに「発明」の言葉にふさわしいコンテストですよね。
そんな『釧路少年少女発明クラブ』ですが、運営には地元企業・行政・教育機関などがボランティアで携わっています。
クラブの会長である渡邊さんも、本業はバイオトイレを取り扱う会社の代表なんです。
そんな渡邊さんが『釧路少年少女発明クラブ』を立ち上げたキッカケは、仕事で一般社団法人発明協会北海道支部の
関係者に出会ったことから。
発明協会は全国各地にあり、産業の発展や科学技術を盛んにすることを目的に活動を行っています。
実は、少年少女発明クラブも発明協会の事業の一環として行われているものなんです!
そのため、くしろのみならず全国220か所以上にクラブが設立されていますよ。
また『全国少年少女チャレンジコンテスト』の主催もしています。当時、事業に賛同したのはもちろんのこと、
渡邊さん自身「学校ではできない体験・出会いを通じて、創造性を伸ばしてほしい」という思いから2008年4月に
『釧路少年少女発明クラブ』を設立!
以来、9年間子どもたちのために地元の人々と協力しながらクラブを運営していますよ。

※記事の内容は、月刊fit2017年4月号掲載時点のものです。

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