新橋大通にある喫茶店の
パウリスタの外観に『1910』という
数字が書いてありました。
開業した年なんでしょうか?(中園町 A・Sさん)

 
そうなのでは?と思った隊員ですが、
考えてみると1910年は明治43年。
今から103年も前。
…歴史あるお店ですが、
さすがにそんな昔からはやっていないかも。
さっそく聞いてみました。
 
fit-P029-たしかめ隊
 
「ちょっとお聞きしたいんですが、
外壁の1910という数字は
パウリスタが開業した年のことですか?」
「いえ、あれは東京の銀座にある
パウリスタという喫茶店がオープンした年なんです」。
 

銀座の!?
急に東京の話が出てきて、ますます謎が深まります。
「詳しい話はマリーギャルソンのマスターに…」
とのことなので突撃することに。
 

     ◆
 

愛国にあるマリーギャルソンとパウリスタは、
実は姉妹店。
元々現在の北洋銀行釧路中央支店の裏にあった『
カフェ・デ・ジャルダン』というお店
(1977年創業)が本店でした。
 
オーナーは
現在のマリーギャルソン・マスターである佐々木さん。
釧路出身で東京の大学へ通っていた佐々木さんは
当時からコーヒー好きで、
大衆向けの喫茶店として
日本で初めて営業した
銀座のパウリスタがお気に入りの店でした。
 
その後釧路へ戻ってきてから喫茶店を始め、
1989年に2店舗目を構えるときに
『パウリスタ』という喫茶店の発祥でもあるお店と
同じ名前をつけようと決めたんだそう!
 
また銀座のパウリスタは
全国へコーヒーを広めたキーコーヒーの創業者が
関係していたお店。
キーコーヒーを扱うという関係もあって
お店の名前を同じにしたという経緯も。
 
なるほど~。
パウリスタという名前に思い入れがあって、
1910の数字が掲げられていたんですね。
お店に秘められた歴史あり!

 
【取材協力】
マリーギャルソン
カフェ パウリスタ
 
 

【調査報告】
銀座のパウリスタが
お気に入りだったオーナーがちなんでつけた、
喫茶店発祥の年号だった!
 
 
 

※記事の内容は、月刊fit2013年10月号掲載時点のものです。

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