釧路公立大近くにある交差点の歩行者用信号機が
全て青になるのはなぜ?   (芦野 Y・Iさん)

 
一見、何の変哲もない釧路公立大付近の交差点。
 
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しかし、なぜ歩行者信号機が全て青に変わるのでしょうか?
     ◆
 
 
ズバリ!
交差点で右左折車両と歩行者が交わらない
安全な環境を整えるため、
歩行者信号機を全て青にしています。
このような信号機を『歩行者専用現示方式』と言い、
特に通学路で歩行者・車の通行が多い交差点に
設置される傾向があります。
 
この方式が取り入れられている交差点では、
歩行者信号機が全て青に変わりますが
斜め横断をしてはいけません。
横断歩道に従って渡るようにして下さいね!
 

また市内には釧路公立大付近の他に、
鶴野小学校前と鳥取西小学校付近の交差点にも
『歩行者専用現示方式』の信号機があります。
市内で3カ所の信号機にこの方式を導入したのは
今年1月のこと。
通学路にある交差点で先ほどの設置条件に該当したのが、
釧路公立大付近・鶴野小学校前・鳥取西小学校付近の
交差点だったそう。
 

通学路の交差点で右左折時の確認が甘く、
子どもの急な飛び出しにヒヤッとした経験をお持ちの方も
いるのでは?
歩行者と信号を別にしてもらうことで、
ドライバー側も安心して運転ができますよね。
 

歩行者と車の信号が別々になっているといえば、
釧路駅前のスクランブル交差点もありました!
 
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スクランブル交差点の場合、
横断歩道が交差点内全てに設けられているため、
歩行者は斜め横断をしても良いんですよね~。
この利便性を考えると
『歩行者専用現示方式』の3カ所も、
スクランブル交差点を設けた方が良かったのでは…?
 

実はスクランブル交差点が設置される大きな目的は、
歩行者の安全面を配慮しつつ、
人の流れを円滑にするというもの。
そのため設置場所も人通りの多い繁華街等の交差点が
ほとんどなのです。
 
一方、『歩行者専用現示方式』の信号機が
取り入れられるのは住宅街であり、
目的が歩行者と車の信号を分けることにより、
通学路内の交差点で事故を未然に防ぐというもの。
そのためスクランブル交差点ではなく、
『歩行者専用現示方式』の信号機を取り入れたのです。
交差点があるそれぞれの環境によって、
目的にあった交通整理を行っていたんですね。
 

『歩行者専用現示方式』の信号機設置で、
これから釧路の交通事故が減ることに期待しましょう!
 
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※記事の内容は、月刊fit2014年10月号掲載時点のものです。

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